山中京子プロフィール

<相談役> 山中 京子(やまなか きょうこ)
コラボレーション実践研究所 所長
大阪府立大学名誉教授
1954年大阪市生まれ。
父の転勤で東京に転居し大学まで東京で育つ。
大学では津田塾大学で国際関係学を専攻したが、卒後友人の死をきっかけに対人支援領域に転じ1981-84年米国ハワイ州立大学大学院ソーシャルワーク校に留学。
大学院で”Human Sexuality in Social Work”という科目に出会い人間の性の多様性、社会の抑圧構造、性的マイノリティへの支援について学び決定的な影響を受ける。
帰国後子ども家庭領域などの相談員を経て1993-2001年東京都エイズ専門相談員としてHIV陽性者および男性同性愛者への相談支援の実践と研究を行う。
2001~2019年旧大阪府立大学(現大阪公立大学)および同大学院にてソーシャルワーク教育にあたる一方、HIV陽性者および男性同性愛者への支援体制の研究、実践家への研修を続ける。並行してソーシャルワークにおける困難を抱える女性への支援にも関心を持ち、DV被害者の実態調査、その支援方法の研究などにも従事。
「大阪府教職員向けDV対応マニュアル」、「大阪府医療従事者向けDV対応マニュアル」の作成に関与したほか、DV被害者の支援者に対する研修を多く実施。
2019年旧大阪府立大学を定年退職後同性婚裁判の関西訴訟の応援傍聴を開始し、2024年地元芦屋市にて「私たちだっていいふうふになりたい展@芦屋」を地元当事者民間団体などと共に開催。
性指向などの自分のマジョリティ性を内省しつつアライとしてどのように関わることが当事者にとって本当に役に立つのか現在も模索中。
バツイチ子ども二人、長女との女二人共同生活を実行中。